FriscoBound
   ブルース編2

ホット・ツナ
-HOT TUNA-
ブルース
 “ホット・ツナ”・・・日本ではあまりなじみが無い?
 「ジェファーソン・エアプレインにいたメンバーが」云々・・・で、
 やっとわかってもらえる。
 あたしがカントリーブルースに興味を持つきっかけは、このホット・ツナの
 “ヨーマ・コーコーネン”だった気がします。
 ジャニス・ジョプリンがデビュー前、シスコのコーヒーハウスで、
 カントリーブルースやフォークを歌っていた時代、
 ギターがヨーマだったというのは有名?な話。ジャニス大好きな私は、
 その流れでホット・ツナを聴くようになりました。
 今では、「Hesitasion blues」がお得意のレパートリーとなりました。(G)


エレクトリック・ホット・ツナ
 ホット・ツナのセカンドアルバムです。

 “ウィル・スカーレット”と“パパ・ジョン・クリーチ”がメンバーに加わり、
 よりパワフルなサウンドに変化。

 “Rev.Gary Davis”、“Blind Blake”、“Lightnin' Hopkins”のカバーも収録!
 ブルースをベースに、インプロビゼイションを展開した名作。

 カントリー・ブルースのナンバーも、こういうアレンジで聴くと新鮮ですなぁ〜。 (遅)


ダブル・ドーズ
 そういえば、ホット・ツナのレコードってめったに見かけない。
 中古屋でたまーにあっても、すっごいボロ。ましてや、国内盤帯付なんて・・・
 私達は運が良いのかも?

 こちらは、二枚組みのLIVEで、アコースティックとエレクトリック。
 ライブは微妙にバージョンが違ったりするので、とにかく集めて聴いて・・・。
 インターネットの音楽配信サイトでツナとヨーマのソロばっかりを
 ダウンロードしまくったりもしました。やっぱり、ヨーマのギタープレイはいいっ!
 ジャックのベースも、もちろんいい!

 聴きやすいのでので、カントリーブルース入門編としてもオススメです。(G)


フォスフォレッセント・ラット
 商業的には失敗作といわれているが、“ホット・ツナ”の持ち味が
 充分に生かされたアルバム。

 ’72年夏にJ・エアプレインを正式脱退し、本格的に“ホット・ツナ”を
 スタートさせた記念すべき一枚。
 カバーが一曲のみで、残りはすべてオリジナル曲。

 ブルースから一歩踏み込んだ、進化したホット・ツナが聴けます。 (遅)


スプラッシュダウン
 いやぁ〜、これも何回聴いたかわからないくらいに、のめり込みました!

 FMラジオ局でのスタジオ・ライヴを、そのままレコードに。
 “アコースティック・ホット・ツナ”の素朴ながら、熱いプレイが
 このアルバムで体験できます。

 “Blind Blake”の名曲「ポリス・ドッグ・ブルース」のカバーは完璧!

 続編?、再編集?した『Splash Down 2』も存在します。 (遅)




パパ・ジョン・クリーチ
-Papa John Creach-
パパ・ジョン・クリーチ
 マイナーすぎる?、いや、知る人ぞ知る名フィドラー“パパ・ジョン・クリーチ”!
 “ジェファーソン・エアプレイン”、“ホット・ツナ”と共に活動した「おじいちゃん」。
 幅広い音楽性・キャラクターが、今でも根強い人気を得ているのでしょう。

 このアルバムには、“グレイトフル・デッド”のジェリー・ガルシアや“ホット・ツナ”
 “ジェファーソン・エアプレイン”のメンバーが参加。
 これがまた、素晴らしい内容です。

 また、映画「フィルモア最後の日」でのフィドル演奏は圧巻! (遅)


フィルシー








タジ・マハ−ル
-Taj Mahal- 
再び僕にブルースを
 オリジナルのアルバムタイトルは、『Recycling The Blues』。
 その名の通り、“Blues”のさらに源流であるアフリカン・ミュージック回顧を
 果たした“タジ・マハール”の名盤。

アフリカの民族楽器を多用しブルースの基を再現したり、独自の解釈で
 ブルースの名曲を演奏した内容の「濃〜い」一枚。

 “ミシシッピ・ジョン・ハート(右側)”とのジャケ写真もいいですね。 (遅)



ライ・クーダー
-Ry Cooder-
クロスロード
 ブルースマンには言わずと知れた映画「クロス・ロード」のサントラです。

 実は、あたしはこの映画を見て、BLUESにはまりました。
 かっこいい〜って思って、サントラCDを見つけて購入。
 その後、すぐに楽器屋さんへ、ブルースハープを買いに行ったのを覚えています。
 でも、未だモノになってない(笑)、というわけで、このアルバムは外せない。

 入門編に、是非!映画(ビデオ)を見てください!(G)



ドクター・ジョン
−Dr.John-
ガンボ
 ニューオリンズの匂いがプンプン漂ってくるアルバムです。…って、
 まだニューオリンズに行った事無いんだけどね。

 ピアノもいいなーって思いますが、ドクター・ジョンの渋〜い声(だみ声?)が、
 たまらんのです。
 マリア・マルダーのアルバム(↓)に収録されている、
 「Don't you feel my reg」は、ピアノがドクター・ジョンで、かなりいい雰囲気。

 これ系のレパートリーもどんどん増やしていきたいと思う、今日この頃です。(G)



マリア・マルダー

オールド・タイム・レイディ
 う〜ん・・・このアルバムどこのカテゴリーに載せようか迷いました。
 でも、ここに決定!

 2001年に出たカントリーブルースのアルバム「Richland Woman Blues」が
 私にとってはすごーく衝撃的だったから。さらに大好きになりました。
 このアルバムは多分、私の好きなアルバムでベスト3以内に入るかな。
 ライ・クーダーやドクター・ジョン、エイモス・ギャレットなどなどが参加していて、
 バック演奏も聴きごたえありですよん。

 しかし・・・、現在の声で、「Any Old Time」をどう歌うのか?聴いてみたい。(G)



ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット

ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット
 全体的な作りが、かる〜い感じで結構好きなので、ここにピック・アップ。
 なにが「かる〜い」かって?、
 エイモス・ギャレットのギターのせいでしょう(笑)

 しかし、この二人にしか出せない独特の「音」、そして「ソング・アレンジ」が、
 この名盤を生み出したのであります。

 いやぁ〜、エイモス・ギャレット…、ギター上手っすねぇ〜。 (遅)



スティーヴィー・レイ・ヴォ−ン
-Stevie Ray Vaughan-
テキサス・フラッド
 80年代のブルースを代表するギタリスト、“スティーヴィー・レイ・ヴォ−ン”。
 こちらは、“S.R.V”のデビュー盤です。

 いろいろ聴いてきたブルース・ギタリストの中でも、ブルースの伝統を守り、
 その素晴らしいテクニックを展開した人は、この人をおいて他にはいないと思う。

 このアルバムで、ブルースギターの洪水を体験すべし! (遅)


テキサス・ハリケーン
 その才能は“ブルース”だけではなかった…

 このアルバムで、ジミ・ヘンドリックスの名曲『Voodoo Chile』をカバー!
 そのパワフルなギター・サウンドだけではなく、ヴォーカルの素晴らしさも
 堪能できる名盤。

 1980年代を駆け抜けた天才ギタリスト“S.R.V”…
 今でも生きていたら、どのようなブルースギターの進化を遂げていただろう。 (遅)



ソウル・トゥ・ソウル



エリック・クラプトン
-Eric Clapton-
フロム・ザ・クレイドル
 これ、CDではなくアナログ盤です。

 “アンプラグド”以降、本格的にブルースにのめり込んだ感のある時期に
 発表された、オール・ブルースカバー・アルバム。
 これはこれで、クラプトンなりの“BLUES”なのだから文句はない。

 人種は違っても、ブルースは決して黒人だけのものではないのが良くわかる。

 かなり纏った内容で、非常に聴きやすいと思います。
 いい味の出ているアルバムです。 (遅)



ザ・ブルース・バンド
-The Blues Band-
OFFICIAL BOOTLEG ALBUM
 あまり知られてない(?)、U.Kブルースロック・バンドのライヴ・アルバム。

 過去に、“ポール・マッカートニー”が『公式海賊盤』なる、ふざけた(?)
 タイトルのアルバムを発表しましたが、こちらは本家“公式海賊盤”らしい…。
 “ブラインド・ブレイク”、“エルモア・ジェイムス”etcの名曲をカバー!

 メンバーは、トム・マクギネス(exスキャッフォード)、
 ヒューイ・フリント(exブルース・ブレイカーズ)、
 ポール・ジョーンズ(exマンフレッド・マン)など。

 いやぁ〜、ほんとにヴィンテージ・ブートっぽい作り…(笑) (遅)



ザ・ポール・バターフィールド・ブルース・バンド
-The Paul Btterfield Blues Band- 
ザ・ポール・バターフィールド・ブルース・バンド


イースト・ウエスト



ジョニー・ウィンター
-Johnny Winter-
ジョニー・ウィンター
 デビュー・アルバム。
 当時のキャッチ・コピーが、“100万ドルのブルース・ギタリスト”(笑)
 でも、かなりの職人的なギター・プレイには圧倒されます。

 このアルバム以降は、レコード会社の意向により、ロックン・ロールばかり演奏させられ、
 演奏自体がやや雑な感じが出てきてしまいます。

 このアルバム、私的には、ジョニー・ウィンターのアルバムの中で一番のお気に入り。
 一曲目は、ローリング・ストーンズも“ハイド・パーク”でのライヴで取り上げていました。 
(遅)



ナッシン・バット・ザ・ブルース








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