FriscoBound
   ブルース編1


ライトニン・ホプキンス
-Lightnin' Hopkins-
テキサス・ブルースマン


 このアルバムを見つけたとき、思わずおおおおお〜っ!と叫んでしまいました。
 かっこいいよ〜ライトニン!うちのお宝レコードの中の1枚です。

 でもさ〜、この前、映像で後期のライトニンを見た時、TV用なのか?
 ピカピカの衣装で、イニシャルの“L.H”ってスパンコールで大きく刺繍された
 ジャケット着てて・・・爆笑してしまいました。
 あぁ〜、かっこいい“LIGHTNIN' HOPKINS”のイメージがぁ〜 (G)


ブルースの巨人達
 60年代後期盤と思われる“Lightnin' Hopkins”を中心としたオムニバス。
 “ソニー&ブラウニー”、“ビッグ・ジョー・ウィリアムス”も参加。
 カントリー・ブルースの大御所がこの一枚に凝縮されています。
 “頑固おやじ”達の素晴らしい演奏は、飽きのこない内容となっております。

 こちら、ネット・オークションでGETした一枚。
 「今日、新譜で出たので買いました」って言うくらいの美品でした!
 その上、『東芝のエバークリーン・レコード(赤盤)』でした! (遅)


ブルースで綴る自叙伝
 1969年発売。こちらも、けっこう古い。 
 紹介されている名前が、“ライトニン・ホプキンズ”。
 その独特のギタースタイルは、多くの後継者を生み出しています。
 私も、かな〜り影響を受けました。

 あまり、多くのブルースマンとのセッションがなかったのか、
 ギターのチューニングは、レギュラーチューニングの約半音下げで
 演奏されています。

 “ブルースの稲妻”、ここにあり。 (遅)


モージョ・ハンド
 ジャケがとっても印象的。
 こちらも、ライトニン・ホプキンスの代表的なアルバムの一枚。
 このジャケで、T-シャツを作ったり、FLASHを作ったり(まだ未完成)、
 お部屋のインテリア?にといろいろ遊ばせてもらってます。

 ライトニンは未だレパートリーに入れてないけど・・・

 遅手くん!あたし「GLORY BEE」が歌いたいの!練習してね。
 (G)




ロバート・ジョンソン
-Robert Johnson-
キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース


 最近、E・クラプトンのフル・カバー・アルバムの影響で、
 またまた再評価を受けている“ロバ・ジョン”…

 先日、CS放送(スカパー)で、クラプトンが、アコースティックギターで、
 ロバ・ジョンの曲だけをセッションした番組を見ました。
 なかなかいい内容の番組でしたよ(DVDでてるのかな?)。

 演奏スタイルは、近いところまではコピーできるでしょうけど、
 私には、完全コピーはまず無理だな。凄すぎるよ。 (遅)



キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース Vol.2


 CDで再発(80年代末期)の頃に、ロバ・ジョンの写真が発表されましたが、
 それ以前は、どんな人物か不明だったらしく、上記アルバムとともに、
 イラストのジャケットでした。

 でも、CDのジャケ写に見慣れている方には、このイラストジャケは新鮮かも。
 最近、このスタイルで、紙ジャケCDが発売されましたね。

 どちらにしても、とても雰囲気のあるジャケットです。 (遅)




ハウリン・ウルフ
-Howlin' Wolf-
モーニング・イン・ザ・ムーンライト



ザ・ロンドン・セッション


 こちらのアルバムは、ブルースと言うより、ロック寄りのサウンド。
 何故なら、参加メンバーがUKブルースロック界の大御所揃いだからです!
 エリック・クラプトン、スティーヴ・ウィンウッド、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ。
 このメンバーに、ハウリン・ウルフのパワフルで渋〜いヴォーカル。
 ロックの名盤でもあり、ブルースの名盤でもあります。

 CDは、未発表曲・アウトテイクスを収録した、“DELAX EDITION”で入手可能です。
 (遅)




マディ・ウォーターズ
-Muddy Waters-
ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ
 とにかく、ロックオンリーな人も、避けては通れないブルースマンがこの人、
 ブルースの父上様、『マディ・ウォーターズ』です。

 数多くの曲を、数多くのアーティストにカバーされた、メジャー・ブルースマン。

 私共も数曲取り上げておりますが、かのローリング・ストーンズもカバーした、
 “I Just Wanna Make Love To You”が大好きな曲なのです。

 「基本中の基本」なのかもしれませんが、聴いていて損はないと思います。
 いざ、“ファーザー・オブ・ザ・ブルース”を体験せよ! (遅)


マディ・“ミシシッピ”・ウォーターズ・ライヴ
 『I Am The Blues』の名言を持つ“Muddy Waters”の迫力あるライヴ盤。

 マディには、数多くのライヴ盤(LP・CD)がありますが、
 特に代表的なライヴ盤は、このアルバムではないでしょうか。

 この人以外に、多くの『息子たち』を持つブルースマンがいるだろうか…?
 このアルバムを聴いていると、「深いブルーな海を泳ぐナマズ」になれるかも。
 
 『100万jのブルースギタリスト』、“ジョニー・ウィンター”もゲスト参加! (遅)



ジョン・リー・フッカー
-John Lee Hooker-
ブギー・チレン
 戦後のブルースシーンに登場し、“ギター・ブギー”を確立した大御所。
 また、このお方ほど多くのレコード盤を発表した人もいないのでは(?)

 “Hobo Blues”、“Crawling King Snake”、“Boogie Chillen”などなど、
 初期の代表曲を収録した傑作集。

 ブルース・ギタリストの“アール・フッカー”は、ジョン・リー・フッカーの従兄弟。 (遅)


マッド・マン・ブルース
 その目線の先には何が…?
 「まだまだ上を目指す」といった感じにも捉えられるジョン・リーの眼差し。
 作品内容も、ジャケ写同様に「前へ、上へ」と突き進む感じが捉えられる。

 こちらは、名門レーベル“CHESS”でのレコーディング作品。
 “ブギ・ブルース”、“トーキング・ブルース”は、ジョン・リー・フッカーをおいて、
 右に出る者なし。

 様々なロック・ミュージシャンとの競作も、数多く残されています。 (遅)



B・Bキング
-B.B.King-
ベスト・オブ・B.B.キング
 エレクトリック・ブルース・ギターの“KING”、『ライリーB.“B.B.”キング』。

 数年前に、エリック・クラプトンとの共演で話題になり、
 ブルースをあまり聴いた事のない若いミュージシャンたちにも、
 その名前は広く知れ渡ったのではないだろうか…?
 現在でも、たびたび来日を果たしています。

 『KING』の座を君臨し続けるその姿、音楽界の「世界遺産」に間違いなし(?)。 (遅)


ライヴ・アット・クック・カウンティ・ジェイル



アルバート・キング
-Albert King-
ザ・ベスト・オブ・アルバート・キング
 かのギターの神様、“エリック・クラプトン”も敬愛したブルースの巨匠。

 エリック・クラプトンが在籍した伝説のトリオ、“クリーム”では、
 “Born Under A Bad Sign”をカバー。
 パワフルなヴォーカルと、キレのいいギターは超一流。

 “B.Bキング”、“フレディ・キング”と並ぶ、「三大キング」のお一人です。
 「フライング・V」がとても似合ってます。 (遅)



オーティス・ラッシュ
-Otis Rush-
アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビー
 上の“アルバート・キング”同様、右利き用のギターを、そのまま左利きで使う、
 器用な(?)ブルース・ギタリスト。
 私が知る限りで、右利き用のギターをそのまま左利きで使うギタリストは、
 ほかに“エリザベス・コットン”がいます。
 あっ、そうそう、日本人では「愛のメモリー」でお馴染みの“松崎しげる”ね(笑)。

 レッド・ツェッペリンもカバーしたタイトル曲は、オーティス・ラッシュの
 代表曲とも言えるでしょう。 (遅)


ライヴ・イン・コンサート
 1975年に来日したときのライヴ・レコーディング盤。
 “TORIO”で発売されたLPよりも、一曲多く収録されています。
 このLPに収録されている『All Your Love』という曲で、オーディエンスの歓声が
 一段と大きくなるのは、やっぱりE・クラプトンの功績か…(?)

 針を落とした瞬間から最後まで、聴き手を逃さない優良アルバム!
 レコーディング場所は、日比谷野外音楽堂です。 (遅)



ジュニア・ウェルズ
-Junior Wells-
サウスサイド・ブルース・ジャム
 オーティス・スパン、バディ・ガイ等が参加のセッションアルバム。
 オーティス・スパンに関しては、最後のセッションとなったようです。

 マディ・ウォーターズの「I Just Want To Make Love To You」(好きな曲です)も
 しっかり収録していて、しかも、すごーく綺麗な状態だったので、即購入。

 う〜ん、やっぱり、かっこいい!!! (G)



フードゥー・マン・ブルース



プレイ・ザ・ブルース
 お店で試聴したら、なんと、CDより音がすごーく良かったので購入。
 このアルバム、私がブルースをはじめた頃に散々聴いたものです。

 そういえば、ブルースバンドに入ってはじめて歌った曲も、バディ・ガイがカバーしていた
 曲だったなあ〜。
 そして、私の十八番(?)は、このアルバムに入っている、
 「Messin' With The Kid」だった。
 リフに特徴があるのか、常連さんからのリクエストが多かったです。
 「ちゃーんちゃーんちゃーんちゃーんちゃらららら♪っていうやつ演って」って(笑)

 E・クラプトンも参加している名盤!もちろんブルースハーピストも必聴です。 (G)



バディ・ガイ
-Buddy Guy-
アイ・ウォズ・ウォーキン・スルー・ザ・ウッズ
 水玉模様のストラト・キャスターばかりではなく、
 このジャケット写真の「SG」もよく似合ってますなぁ〜。
 






エルモア・ジェイムス
-Elmore James-
サムシング・インサイド・ミー
 ワイルドかつ、流れるようなスライド・プレイの名手、“エルモア・ジェイムス”。

 その力強いスライド・ギター・プレイに、どれだけ多くのミュージシャンが
 影響を受けただろうか…。
 “フリートウッド・マック”、“ジョージ・ソログッド”、“エリック・クラプトン”…
 私も、かなり影響を受けてます。

 スライド・ギターを学ぶ際には、避けて通れないブルースマンです。 (遅)



ブラウニー・マギー&サニー・テリー

ソニー&ブラウニー



サン・ハウス
-Son House-
ファーザー・オブ・フォーク・ブルース


 ロバート・ジョンソンのお師匠様でも知られるブルースマン。

 戦前・戦後のレコーディング作品は、数知れないほど多く残されています。
 また、ライブ映像も残されているので、興味のある方は、ご覧になってみては?

 年季の入ったナショナルのギターが、デルタ・ブルースの全てを物語っています。

 ロバート・ジョンソンを聴いた後に、サン・ハウスを聴くと、
 ロバ・ジョンのギター・スタイルの基本が手に取るようにわかります。 (遅)




ジミー・リード
-Jimmy Reed-
ザ・ベスト・オブ・ジミー・リード


 シティ・ブルースの代表的シンガー、“ジミー・リード”。

 このレコは、ネット・オークションで、超激安値で落札した一枚。
 ジャケットの状態が今ひとつですが、盤は、まずまずの状態ですので、一応“○”。

 シンプルな構成ですので、とても聴き易い内容です。
 ジョニー・ウィンターもカバーした“Honest I Do”も収録!

 いいアルバムなんだけど、制作上の編集が下手でなぁ〜(涙)。
 Vee Jay盤って、テキトウなのね… (遅)



エタ・ジェイムス
-Etta James-
ロック・ザ・ハウス



ジューシー・ピーチズ
 このアルバム二枚組みの再編集盤です。

 そういえば、エタ・ジェイムスのCHESS盤って持ってなかったな〜と思っていた所、
 中古レコ市にて、偶然にも発見! しかもエタ様!…衝動買いしました…。

 相変わらず、昔のエタ様はビジュアル的に辛い(笑)
 遅手くんは、このジャケを見たがりません(笑)。
 でもこの方、私のBLUESの神様なのよぉ〜。
 (G)



マジック・サム
-Magic Sam-
マジック・サム・ライヴ!
 若くしてこの世を去った名ギタリスト“マジック・サム”…
 録音状態は悪いが、気迫のこもった最高のライヴ音源!

 シカゴ・ブルースの「今」が、このアルバムから感じ取ることができる。

 活動期間が短かったためか、残されたレコードも少ないが、
 全てが内容の濃いタイトルばかりなので、聴いたことのない方には
 是非オススメです。 (遅)



ローウェル・フルスン

ライブ・アット・ピットイン



フェントン・ロビンソン
-Fenton Robinson-
サムバディ・ローン・ミー・ア・ダイム

タイトルになっている曲は、現在“AORの帝王”、ボズ・スキャッグスが取り上げ、
さらに、収録曲の“テキサス・フラッド”は、スティーヴィー・レイ・ヴォーンが、デビュー・アルバムで
カバーしています。

知る人ぞ知る、名ブルース・ギタリスト。
針を落とした瞬間から、渋さと力強い演奏を聴かせてくれます!





ミシシッピ・ジョン・ハート
-Mississippi John Hurt-
永遠のミシシッピ・ジョン・ハート


 私が、フィンガーピッキングスタイルでギターを弾くきっかけになったのが、
 この“ミシシッピ・ジョン・ハート”でした。

 このレコードの解説にも記載されていますが、シバさん、高田渡さんも
 かなりの影響を受けたのが、良くわかります。(解説は、中川五郎氏)

 現在、CD化されていますので、音源入手は可能です。
 心優しいメロディーと歌声を持つ、“ミシシッピ・ジョン・ハート”を
 ぜひとも、体験してほしいです。 (遅)



レヴェレンド・ゲイリー・デイヴィス
-Rev. Gary Davis-
ラグタイム・ギター
 「スピリチュアル」、「ラグタイム・ギター」を得意とした“Rev.Gary Davis”。

 現在、ギター・インストラクターの“ステファン・グロスマン”や、
 『J.エアプレイン』、『ホット・ツナ』のギタリスト“ヨーマ・コーコネン”も憧れ、
 その意思は、様々な形で受け継がれています。

 “ロバート・ジョンソン”、“マディ・ウォーターズ”だけを聴いて、
 「ブルースって渋いよなぁ〜」と言ってはいけないかも。
 是非、このアルバムを聴いて、ブルースの奥深さを体験して欲しい。

 アコースティック・ブルースにも興味がある方、是非どうぞ! (遅)



ピュア・レリジョン



ジョン・ジャクソン
-John Jackson-
モア・ブルース・アンド・カントリー・VOL.2
 「Ragtime Guitar」を勉強するにあたって、色々なギタリストを聴いてきましたが、
 このお方も、なかなかいい味を出してます。

 “BLIND BLAKE”、“BLIND BOY FULLER”、“REV.GARY DAVIS”…
 偉大なラグタイム・ギタリストたちのレコード・CDのなかでも、
 この“JOHN JACKSON”は結構聴いたタイトルでした。

 数年前に発売されたDVD「カントリー・ブルース・ギターの伝説vol.3」には、
 ジョン・ジャクソンの映像が収録されてます。 (遅)



オムニバス
-V.A-
RCAブルースの古典
 もう言うことはありませんね。これが“ブルース”への登竜門。

 現在CD化もされてますので、「ブルース入門」には持って来いのタイトルでしょう。
 もう30数年間も、カタログから消えることのない名盤中の名盤!
 ブルースが聴き継がれるまで、ずっと残るタイトルだと思ってます。

 (遅)


ザ・スピリット・オブ・ザ・ブルース
 2003年5月の「ジャパン・ブルース・カーニヴァル」で、司会者(後藤氏)が、
 「ブルースが日本で本格的に紹介されてから、約30年が経つ…」と発言。

 このLPは、CBSソニーが1970年代初頭に「不滅のブルース・シリーズ」と銘打って、
 本格的にブルースのレコードを発売したときに制作したプロモ盤。
 戦前・戦後のブルースの名曲がちりばめられています。

 1970年代初頭のCBSソニー社は、“BLUES”に対して、並々ならぬ力を
 注いでいたことがわかります。
 ジャケットデザインもGood! (遅)


グレイト・ブルースメン・アット・ニューポート
 “サン・サウス”、“ライトニン・ホプキンス”、“スリーピー・ジョン・エステス”etc
 かの有名な「ニューポート・フォーク・フェス」に出演した
 ブルース・アーティストの演奏だけを詰め込んだ好編集盤!

 戦前ブルースマンの録音の殆どは、SP盤特有の“ジャリジャリ”音源でしたが、
 「再発見」のお陰で、その演奏スタイルがキレイな録音かつ、リアルな音源で、
 浮き彫りになったといえるでしょう。

 アコースティック・ブルース再発見の貴重な一枚! (遅)


レコーディング・ザ・ブルース
 現在聴かれているROCKの源流には、BLUESがある。
 “ROCK”を語る前に“BLUES”を知らなくてはならない…。

 このアルバムは1920年代から1930年代に録音されたブルースの名曲の数々が
 収録されています。

 “E・クラプトン”や“P・グリーン”など多くのアーティストも聴き込んで
 いたんだろうなあ〜。(遅)


ミシシッピ・ブルース 1937-1941
 戦前カントリーブルースをリイシューし、好評を得ている『YAZOO』レーベル。
 その『YAZOO』から発売された好編集盤。

 “サン・ハウス”、“ロバート・ジョンソン”、“チャーリー・パットン”など、
 ミシシッピを代表する戦前のブルースマンの曲を取り上げています。

 『YAZOO』は、ブルースのスタイル、地域、年代などのテーマを決めて
 編集盤を制作しているようなので、ブルース入門にも最適。
 CDでも入手可能なタイトルもあるので、試してみては? (遅)


ザ・ストーリー・オブ・ザ・ブルース
 イギリスで1960年代の中頃に発表された2枚組LP。
 この頃のイギリスでは、ブルース・ブームだったとか…

 戦前・戦後(1920年〜1950年代)のブルースの名曲が満載!!
 このLPで、ある程度のブルースの歴史がつかめるような気がする。
 “ベッシー・スミス”、“ミシシッピ・ジョン・ハート”、“エルモア・ジェイムス”etcを収録。

 もしかしたら、クラプトンやピーター・グリーンも、当時このLPを聴いてたりして(?)
 そんなわけないわな…ワラ (遅)






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